文字校正の進め方
私たちはこのように校正に取り組んでいます。
私たちはこのように校正に取り組んでいます。
●まず、ノンブル、ハシラ、目次、図番号などの、通しでチェックすべき部分を体裁とともに校正し、本文の校正へと進みます。必要に応じてネット検索もします。
●校正紙のデータをいただいている場合は、データ検索により表記のゆれを統一したり、索引語として取り上げられているページ以外にも適切なページはないか、確認したりします。
●ふたりが校正を終えたところで、疑問を感じた点と検索した結果などについて確認し合い、その疑問出しは本当に必要かどうかを考えます。疑問出しからの提案書きについても、伝えたいことがきちんと伝わるか目を変えて確認します。
●表記の統一は、原則として共同通信社の『記者ハンドブック』にならうことが多いです。
●記者ハンドブックにならうことになっていても、再校以降などあまり直しが歓迎されない場合は、お得意様に確認して多く出てくる表記に統一したり、初校者の使い分け方の基準をさぐったり、ケースバイケースで行います。
●表記基準を示していただいたときには、それに従います。
●現在、校正紙は直接の受け渡しや、宅配便でのやりとりにより、在宅校正する方法をとっています。
●特に照合する必要のない素読み校正などの場合には、PDFをいただければ、こちらでプリントアウト・校正のうえ、PDFで納品することもしております。